採卵周期3回目のスケジュールと費用!初の低刺激

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こんにちは!体外顕微授精で妊活中のパシュです^^

今回は、3回目の採卵周期のスケジュールとかかった費用をご紹介します。

 

過去に、1回目、2回目の採卵周期スケジュールをアップしていますが、

そのあと転院し、3回目は2箇所目のクリニックで採卵しました。

 

なので、刺激法や通院スケジュールの違いを経験して、体外受精といえども様々なんだな、と

ちょっと新鮮な気持ちで臨んだ採卵周期でした。

 

では、3回目採卵周期のまとめをご覧ください^^

 

低刺激での採卵周期まとめ

生理開始から3日目(以下D3)に受診しました。

日数

通院は、D10、12の計2回、採卵日はD14でした。

結果

採れた卵は1つ

成熟卵一歩手前の未成熟卵でした。その後培養してくださり成熟卵となったため、顕微授精ができました。

前のクリニックで2回受精しなかった経緯があったので、今回は顕微受精の際にちょっと刺激を与える方法を試したのですが、異常受精だったので、今回はこれで終了です。

費用

採卵周期の診察代、薬代、採卵代、顕微授精代、培養代あわせて
合計294,000円でした。

30万円分の助成金を申請予定です。

低刺激の投薬スケジュール

D1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14
診察 採卵
クロミッド
夕食後1錠
ボルタレン坐剤
ブセレリン点鼻薬
3プッシュ

採卵周期の受診日にやること

内容は毎回同じでした。

・採血でホルモン値を測定

項目は、LH、FSH、PRL、P4 の4つです。

・経膣エコー

卵胞の個数、大きさ、子宮内膜の厚さを測定しています

 

私が行っているクリニックの受診日の流れは、

採血→エコー→採血結果待ち→診察で平日だと1時間半ほどでした。

採卵日が決まった日はそのあとに看護師から説明があり、土曜日で人も少し多かったので2時間半くらいかかりました。

会計は採卵後にまとめてお支払いなので、毎回会計を待たなくていいのは、とても時間短縮になってありがたかったです。

 

採卵周期D3

今まで20台と高く、今回も気になっていた FSH。

なんと40台もありました・・・。

 

今までのクリニックは高刺激メインだったので、この数値だと採卵周期にはいれないね・・・と数日見送られたこともあるのですが、今回は低刺激メインのクリニックなので、

「これじゃ高刺激にはむかないね〜じゃこの薬飲んでね。」という

軽い感じで、気持ちが救われました(笑)

 

今日からクロミッドを1日1回、夕食後に1錠飲みます。

しかも、次の診察予定はD10!

そんなに空くの?!と驚きました。

 

というのも、今までのクリニックでは、D3から2,3日おきに受診し、さらに1日3回薬内服、1日1回自己注射があり、バリバリ採卵周期だー!という感じだったんですよね。

 

方法によってこんなにも違うのか、と驚きでした。

今まではバリバリ刺激してやっと1個か2個取れていたので、こんな1錠薬飲むだけでちゃんと卵胞が育つか不安もありました。

 

でももはや自分の体、卵胞が育つ力を信じるしかないと割り切るようにしました。

なるべく自然に育つように、ストレッチやお散歩をしたり、早寝をするようにしました。

 

採卵周期D10

ちゃんと卵胞育ってるかな・・・

毎回エコーの直前が一番緊張します。

 

首席卵胞の大きさは13mmでまだちょっと小さいかな〜という感じでしたが

なんとか育っていたことに、一安心。

 

採卵周期D12

どきどきのエコー。

卵胞が18mmまで育っていたので、採卵日が決まりました!

なんと、排卵抑制のため、ボルタレン坐剤を使用するそうです。

ボルタレンは普段は鎮痛・解熱に使われるものなので、驚きました。

私の場合、排卵を促すホルモンの数値がやや高めということで、通常2回のところ、3回するよう言われました。

また、卵胞の最終的な成熟を促す点鼻薬は、前クリニックでは左右合計6プッシュだったのですが、今回は3プッシュということでした。

点鼻薬は絶対忘れないように!と言われたのは一緒でした笑

 

採卵日D14

採卵前にエコーするまで、排卵してしまっていないかがいつも心配です。

エコーで卵胞ができて一安心。

一方、今までは静脈麻酔で採卵していたのですが、今回は初めての無麻酔での採卵でした。

それもありドキドキ・・・

結果、痛みは一瞬で全然耐えられるレベルでした(泣)よかったぁ

静脈麻酔だと、採卵のときは意識がなかったので、

初めて卵胞に針をさすところや、卵胞を吸引してしぼんでいく様子が、エコーで見れました。

不思議な経験です。

 

採卵後は培養士さんと面談がありました。

とれた卵は1つで、成熟卵一歩手前の未成熟卵ということでしたが、培養すれば成熟卵になるだろうということでした。

また、前クリニックで2回顕微授精をしましたが、受精しなかった経緯も考慮してくださり、顕微授精の際に受精を促す刺激をするか、という提案がありました。

刺激をすると受精する確率が高まりますが、一方で卵が死んでしまうリスクもあります。

 

ただ、新たな方法を試してみたい気持ちがあり、刺激する方法でお願いすることにしました。

培養士さんが急かすでもなく、答えがでるまで一緒に悩んでくださり、後悔のない選択ができたことを本当にありがたく思います。

 

その後医師とも面談し、卵が受精して分割できたら、2日後に新鮮胚移植をする予定となりました。

 

胚確認

採卵の翌日午後に電話で胚確認をしました。

結果、卵子は成熟したものの、顕微授精後に核が3つ現れる異常受精だったということで、培養終了となってしまいました。

 

採卵3回目を終えて感じたこと

今回は転院して、今までと違う方法での採卵だったので、方法を変えたらうまくいくかもしれない、うまくいったらもう移植できるかもしれない、という期待がありました。

なので、異常受精という結果だったのは、今まで2回受精しなかった時よりもショックが大きかったです。

ただ、培養士さんは否定的なことは言わず、「異常受精だったものの、今回初めて受精できたのは良かった。刺激方法は他にもあり、まだまだ手段はある。」と前向きなことをおっしゃってくださり、少し救われました。

 

体外受精はお金もかかるし、時間もかかる、時にはこの先妊娠できないんじゃないかとさえ思ってしまうこともあります。

今回はダメだった、でも妊娠の確率を考えたら全然起こり得ることです。
可能性が0%でない限り、いつかできると信じて前向きに臨んでいきたいと思っています。

 

今までは胚盤胞をいくつか貯めたあと、子宮の環境を整えてから移植と思っていて、まだ受精すらしていないのに、とーっても遠い道のりだなぁと思っていました。

しかし今回転院したことで、新鮮胚移植という選択肢があることも初めて考えることができました。

 

同じ方法でうまくいかず、妊娠するイメージが持てなくなってしまうこともあるかもしれませんが、そういう時は、別の方法に切り替えてみたり、思い切って転院してみたりすることはいいことだと思います。

 

また、今回転院できたのも、前クリニックの先生に転院するか迷っていると話した時に、「別の方法を試してもいいかもしれない。うちに戻ってきても構わない。」と言ってくださったのも後押しになりました。

 

最後に夫。
正直なところ、夫とは体外受精をはじめてから喧嘩(というか私が一方的に怒る)ことも多かったです。
でも異常受精に落ち込んでいた時に、私がこころゆくまで話を聞いてくれて、「一人じゃ受け止めきれない〜明日一緒にきて〜(泣)」と泣きついたら、平日なのに培養士さんとの面談に着いてきてくれて、とても支えられました。

(夫との喧嘩や仲直りについては、また別記事にしようと思います笑)

 

本当に、人には恵まれるなぁと感謝です。

 

 

以上が3回目の採卵周期でした〜!
また連続で採卵する予定です!

クロミッドの影響が残らないように、ピルを12日間飲むので、その間はお休みです。
できるだけ健康な生活をこころがけて過ごそうと思います^^

ではまた!

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