初めての移植から判定日まで

体外受精 移植 判定日 体外顕微受精(ICSI)

こんにちは!パシュです。
前の投稿からかなーり空いてしまいました・・・!

前回は4回目の採卵後、初めて移植したところまでお話したのですが、その後なんと着床してくれて、現在妊娠7か月までくることができました。

採卵は4回もやるとだいぶ慣れてきていましたが、移植ははじめて!ということで、ついにここまで来られたというワクワクと、段階が進むほどダメだった時のショックが大きいんじゃないか、と不安も大きくなり、いろんな意味でドキドキでした。

だいぶ時間が経ってしまったのですが、移植~判定日までのことについて、当時の気持ちに振り返って書いていきたいと思います。

移植胚について

私が通っていた2つ目のクリニックでは、初めての移植では、新鮮初期分割胚を移植する方針でした。

体外受精界隈で一般的に言われているのは、「胚盤胞の方が妊娠率が高い」ということで、1つ目のクリニックでもまずは胚盤胞を目指していました。しかも、大体は胚盤胞を一度凍結して、次の周期でホルモン補充などして卵を迎える環境を整えてから移植する、という流れのところが多いと思うんですよね。

※ざっくり用語説明
新鮮胚…凍結をしていない受精卵
初期分割胚…受精2~3日後の4分割~8分割くらいの状態
胚盤胞…受精5~6日後の分割がさらに進んだ卵。自然妊娠では、受精卵が子宮に降りてきて着床する時期が大体このくらいと言われている。

体外受精始めたては、これらの用語もなんじゃらほい?という感じだったのですが、やっているうちに少し詳しくなりました笑

 

 

なので、初め初期分割胚を移植するということを聞いた時は、「大丈夫なのかな?」というのが本音でした。

それでも私が新鮮初期胚移植に踏み切った理由は、主に3点。

①受精すらしたことがなかったので、胚盤胞が遠い夢のように思えたから
②件数が多く、実績を信頼して転院したクリニックだったので、まずは信じてみようと思ったから
③今まで注射などで人為的な介入が多かったので、自然に近い方法に変えてリフレッシュしてみるのもいいかなと思ったから。

そういうわけで、採卵から2日後に新鮮初期分割胚を移植することになりました。

移植日

採卵から2日後、また同じ処置室へ。
準備は採卵の時と変わらなかったです。
下着を脱いで、術衣1枚になり待機。

呼ばれると、採卵の時と同じ台に横になり、器具を入れられ、受精卵をチューブでぴゅーっと入れていきます。

先生と一緒にエコーを見ながら、「これがチューブの先端で、いま卵が入ってます。」と教えてくださいました。もちろん受精卵は小さすぎてエコーに映らないのですが、前後に入っている液体が移動しているのが見えました。

ほーぅと感動しつつ、針を刺す採卵とは違い、痛みもなくあっという間に終わりました。

移植した胚は、3日目の8分割胚、グレードはクリニックの基準で5段階中3、
子宮内膜の厚さは12mmということでした。

一応、子宮内膜が厚く、グレードが良いほうが妊娠率は高いとされていますが、それでも高くて60%くらいの確率らしいというのが、体外受精の現実・・・。

子宮内膜が薄くても、グレードが低くても妊娠することもありますし、ここまでくると、人智を超えることだろうと、、、厚みやグレードはあまり気にしませんでした。

ですし、気にしたところで1つの胚しかないので、あとは自然の力に任せようと思いました。

移植後の安静については、安静時間と着床率の関連性の根拠はあまりないとされているようで、30分だけベッドに横になって休んだのち、帰宅しました。

移植後の過ごし方

移植後の安静については根拠があまりないと書きましたが、とはいえYouTubeなどで移植後1週間くらいは寝ていなさい!なんて言っている人もいるんですよね。

すごく信じていたわけではないですが、当時仕事もしておらず家に居られる環境だったのもあり、①あえて電車や車に長時間乗る外出はしないように②家事以外はなるべく横になって過ごす、なんてことをお守り代わりにやっていました。

ネットで、着床の兆候などを調べ、自分に照らし合わせたりしましたが、全く気配はなかったです…。判定日までの時間がすごく長く感じましたが、考えても仕方ないとなるべく意識しすぎないようにして過ごしました。

判定日

判定日は移植から10日後でした。

クリニック到着後、採血のみ行い待機します。

1時間も経たないほどで、診察室に呼ばれ、「おめでとうございます。妊娠しています。」と言われ、震えました。

よくネット上で見ていた、憧れのhCG採血・・・!結果は104でした。

この数値は移植方法や移植から判定日までの日数によって変動があると思うので、ネットで見ていた情報と比較してどうなのかはよく分かりませんでしたが、クリニック内のデータによると、出生率は93.7%ということでした。
ただ、3回も受精卵ができない、なんて経験をしていると、いくら数値が高くても自分はどうなんだろうか、と疑心暗鬼になってしまう気持ちもあるんですよね・・・。なので、冷静に受け止めていました。

移植から判定日までにかかった費用(後日追記)

(すみません、調べて後日追記します!)

移植ー
判定ー

 

次回は判定日以降、クリニック卒業までについて書きたいと思います!
ではまた^^

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