夫と対談シリーズ第一弾!(シリーズ化できるよう頑張ります笑)
今回のトークテーマは、「体外受精のイメージや始めることになった時の話」
体外受精をするって完全に2人ともが当事者で、2人の事として話合って意見を擦り合わせて同じ方向に進んで行く必要があると思っています。
それって結婚したあとでもなかなかないことなんじゃないかなと思うんです。
結婚式は結構2人で話し合いましたね〜
夫の転勤とかは引っ越しや自分の退職も考えないといけないから、2人に関係することではありますよね。
ただ体外受精は2人だけでなく、子供という新たな存在に関係していることだからでしょうか。
今までの夫婦2人で話し合いとはまたちょっと違う感じがしたんです。
とはいえ、なんだかんだ私が調べたりすることが多くて、こういう方針でどうかな?ということに基本的には夫が同意してくれるというパターンが多いのです。
そこで、改めて夫はどう思ってるのか赤裸々にインタビューしてみることにしました!笑
2人で話すと喧嘩してしまうこともあるので(というか一方的に私が怒り出す)、第三者に聞いてもらうつもりで話すのもいい機会だと思っています^^
それではいってみましょう〜!
夫と体外受精について話してみた
妻:はじめはチョコレート嚢胞が見つかった時に、私から、もしかしたら体外受精になるかもしれないよって話しをしたよね。その時どう思った?
夫:あまり生理不順もなく「健康優良児」だと思ってたんで、チョコレート嚢胞がみつかったことがまずびっくり。
そして、すぐ心配になったのが手術そのもの。無事に終わるのか、傷は残らないのか、手術後のQOL(生理とか)はどうなるのか…。
「体外受精になる」ことに意識が向いたのは、手術が終わって心配事があらかた片付いた後だね。
夫としてはまだ見ぬ子供より、目の前の妻が心配よ。
妻:私も健康優良児だと思ってた!手術は不安ではあったけど、どちらかというとその先の妊娠できるかどうかの方が心配だったかな〜
私が話し出す前までは、体外受精についてどんなイメージがあった?
夫:体外受精で生まれてきている子が一定数いることは知識として知っていたけど、自分には関係ないと思ってた。いざ自分事として考えてみると、やっぱり抵抗があるな。
精子がもつ遺伝子は一様ではなく、どの精子を選ぶかで子供の運命が変わる。
それを顕微受精で人為的に決めてしまうことにすごく抵抗がある。もし子供に先天性のハンディキャップがあったときに受け止めきれるかな…と。
妻:確かにね。培養士さんが精子を選んで受精してくれるからね。でももし障害があっても、そのときの選ぶ精子が違ったら…とは思わないかな〜。
抵抗がありつつも、顕微受精しようって思ってくれた決め手は何かある?
夫:ひとえに妻が望んでいるから、だね。妻の願いを叶えるというのも僕がやりたいことだし。
妻:体外受精をするためにクリニックに行こうと思うって話をしたとき、どう思った?
夫:(妻は否定するかもしれないけど)僕の方が子供好きだったから、そんなに子供ほしかったの?とびっくり。
子供は授かりものだと思っているので、無事に手術が終わった時点で、子供が出来ないならその人生を受け止めようと思ってたのね。
妻:まずは、夫婦2人で旅行とか楽しみたいっていうのは話してたよね。なかなかできない経験もできたから、それはやって良かった。
私ももし子供ができなかったら、2人で楽しんで生きてく道はあると思う。
でもこれ(不妊治療)は本当に今しかできないことだから、それをやらないのは絶対後悔すると思ったんだよね。
夫:それはあるね。
妻:始めてクリニックで体外受精の話を聞いた時、とういう気持ちだった?
夫:よくしゃべる先生だな、と。予め病院のホームページ見てから行ったから、体外受精についての印象がそこで変わったとかはないかな。
妻:クリニックの雰囲気はどうだった?居るのはほぼ女性だよね。女性30人くらい居る中で、男性は2、3人だったかな。
私は男性が居るのも当たり前だと思うけど、当の男性としては、行きづらい、居づらいみたいな感じはなかった?
夫:来てください(来ていいよ)と言われてるんで、そこは気にならなかったな。
対談後記
いかがでしたか?
インタビューだと思うと、こちらも冷静に聞くことができました(笑)
夫はどちらかというと、私が体外受精をしたがっているから受け入れてくれているということを初めてちゃんと聞きました。
今までは、2人の子供のことなんだから、同じ熱量で考えて欲しい!と不満に思うこともありましたが、夫の協力なくしては体外受精は絶対にできません。
まずは、私の気持ちを受け入れてくれた夫に感謝したいと思いました。
あと、対談とは関係ないですが、最近思ったこと。
私は、妊活のことは夫婦2人で話し合って決めなきゃ!と抱え込んでいたところがあったのですが、2人で話していると、どうしても意見や熱量の違いなどでストレスが溜まってしまうことがありました。
でも友人や家族に話を聞いてもらったり、今回のインタビューもそうですが、一回客観的にみてみると、今まで不満に思ってたことがなんでもないように思えて楽になったんですよね。
もし夫婦で煮詰まっちゃう時は、人に話してみるのもおすすめです^^